美味しい王林りんごの選び方は赤みを帯びているものだと思います
こんばんは、さんふじりんごの小笠原農園です。
雨続きだった10月中旬でしたが、先週ころから良い天気が続いて順調にりんごの収穫をしています。
今が旬の王林で、当農園では全体の1/3くらいを締めています。
今年は春のりんごの花が咲く頃に霜(しも)が降りたため、りんごのツル付近が茶色っぽくなるシブと呼ばれるりんごが多めです。
画像手前のりんごはシブが多めなのがわかるかと思います。
とはいっても、味には大きな変化はなく、見た目が悪いだけなんですよね。
ちなみに美味しい王林の見分け方を教えると、まず見た目で選ぶならシブが無いor少ないものを選びましょう。
あと、王林は緑や黄緑色のりんごが特徴の1つですが、育てている農家視点からおすすめするのは、色が「若干赤みを帯びているもの」が良いです。
というのも、王林は葉っぱを取らなくても美味しく育つ品種で、以下の画像のように成熟しています↓
それでも太陽を浴びていないか、たくさん浴びているかで色味が変わっていきます。
参考までに、味見してみたりんご画像を載せると左側の写真です。
右側のりんごと比べてみると若干全体の色味が違うことがなんとなくわかるかと思います。
もうちょっとたくさんのりんごを見せると、サムネイルの写真のような箱にびっしりと詰めているりんごがまさに太陽をたくさん浴びた王林の特徴です。
とはいっても、食べてみると緑色の王林が好みの人もいるでしょうし、赤っぽい王林が好きな人もいると思います。
なので、王林の色はあくまでスーパーや八百屋さんで王林を見かけた時の選ぶ指標の一つにするのが、美味しいりんごを選ぶコツになるので覚えておくと面白いですよ。
それではまた!